行動理念

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 ~みんなが主役、共存共栄の精神で~

<教員家庭に生まれて>

家族も親戚も、みんな教員や学校関係者という固い環境に生まれ育ちました。当然の事ながら、小学校の時の夢は小学校の先生、中学校の時の夢は中学校の先生でした。高校に入ったら、きっと高校の先生になりたいと思うのだろうと思っていたら、現実は違いました。尾崎豊全盛時代、学校は荒れ、進学高校の先生でもいささかやる気をなくしているように見えて、とても教育の世界に明るい未来があるようには思えませんでした。

<祖母が「人格の形成者」>

そんな中、大学に入ると、私に教員の夢を抱いていた祖母が入院、余命宣告を受けました。明治生まれの厳しい祖母は、明らかに今の私の「人格の形成者」であります。戦争で夫を亡くし、3人の子どもを育てた後、孫の私と弟を育てました。優しさも相当なものでしたが、同時に世の中を渡っていく為の厳しさも相当植え付けてくれたのも祖母でした。その祖母は、私が教壇に立つ姿を見ることなく、看病中に抱き上げた私の腕の中で息を引き取りました。大きく長い吐息でした。偶然にも、そして奇跡的にも、孫に抱かれての旅立ちでした。まるで、私に未来を託すかのように。

<常に弱き者の味方であれ>

そういう経験をしたからでしょうか。私は強い人より弱い人、しっかり生きようとしているのに上手くいかない人に目が行くようになりました。みんな誰かの為に、歯車をかみ合わせて一生懸命生きたいはずなのです。教育だけではなく、そんなお手伝いができるような生き方をしたい。いつからか、非力なくせにそんな野心を抱くようになって今に至ります。

<座右の銘は「情熱が未来を拓く」>

座右の銘は「情熱が未来を拓く(ひらく)」です。どんなことでもはじめはうまくいかないけれど、情熱をもって未来に進めば、必ず何らかの道が開けて来るという意味です。仏教の言葉に「顕加(けんが)」と「冥加(みょうが)」という言葉があります。「顕加」は何か願いがかなった時の誰にもわかるありがたさ、「冥加」は胸に手を当てて考えた時わかる人だけに感じられる、今こうやって無事に過ごせる、ありがたさです。

<みんなが主役に>

今日一日私たちが無事に暮らせるのも、色々な人の「下支え」があってこその一日です。それを感じられた時、他人の存在の支えに気づくのではないでしょうか。私たちの生活は、見ず知らずの人たちの、見えない努力によって支えられている部分のほうがはるかに大きいのです。目の前にいる人には、直接「ありがとう」が言えるけれど、見えない所の支えにも感謝する、それが、「みんながどこかで主役」となり、「共存共栄」していくことだと思います。そんな考え方が広まっていくことを願っています。